ルーフボックスナビ編集部です。
ルーフボックスの塗装を考えている、そこのあなた!
本当にその塗料で大丈夫ですか?
ホームセンターに行くと塗料がたくさんありますよね。
その中でも、人気なのがラッカースプレーです。
でも、ラッカースプレーってなんですか?
どんな性質があって、危険がありますか?
今回は、ルーフボックスの塗装をラッカースプレーで検討中の方に、本当にラッカースプレーで塗装ができるのか、ご紹介します。
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ラッカースプレーって?
ホームセンターに行くとスプレー塗料が売られていますよね。
同じメーカーの同じ色でも、アクリルスプレーと、ラッカースプレーがあるのをご存知ですか?
似たような、パッケージをしていますし、同じものなのでしょうか?
詳しくご説明します。
特徴
ラッカースプレーとは、溶剤を揮発させることにより、10分や20分程度で早く乾き、硬い耐久性のある塗面を作る特徴があります。
また、発色が良く、磨くと光沢が出ます。
これだけ聞くとかなり優れもののように感じますが、デメリットもあります。
ラッカースプレーは、強い溶剤系の塗料ですので、ウレタン、油性(アクリル)、水性などの塗料の上に塗ると、下の塗料を溶かしてしまいます。
それに加え、溶剤が強いので、ゴムなどを長時間当てていると、ゴムやプラスチックを溶かしてしまうこともあります。
また、薄めるためには専用の溶剤が必要など、取扱が難しい塗料です。
長所
- 速乾性がある(10分から20分くらいで乾く)
- 耐久性が比較的高い(ウレタン塗料などには劣る)
- 発色が良い
短所
- 重ね塗りができない(他の溶剤を溶かしてしまう。)
- ゴムやプラスチックなどを溶かすことがある(市販品だとそこまで強いラッカー塗料は少ない)
- 薄めるのに専用の溶剤がいる
どこで売ってる
ラッカースプレーはどこ手に入るのでしょうか?
実は簡単に手に入ります。
ホームセンターやインターネットから購入することができます。
値段
ラッカースプレーの値段はいくらなのでしょうか?
他のスプレー塗料とほとんど変わらず、1000円以内で購入することができます。
ルーフボックスを塗装できるのか?
ここからが本題です。
ラッカースプレーで、ルーフボックスを塗装することができるのでしょうか?
塗装はできる!
結論から言って、塗装はできます!
本当のラッカー塗料は、プラスチックやゴムを侵すので、金属や外壁などに使われます。
しかし、市販のラッカースプレーは、アクリルラッカースプレーといって、プラモデルなどの塗装に使えるように改良されているので、使用することが可能です。
ただし、下地を塗ってからの塗装はできません。
そのため、ラッカースプレーで塗装する前は、サンドペーパーなどで、塗装する面を削り、しっかり油分を落としてから、塗装しましょう。
最適ではない!?
ラッカースプレーで、ルーフボックスの塗装ができるものの、最適ではありません。
ラッカースプレーは、耐久性は比較的高いのですが、それよりも耐久性の高い塗料があります。
ウレタンやエポキシ、フッ素樹脂塗料の方が、長持ちし色落ちしにくです。
しかし、ウレタン、エポキシ、フッ素樹脂の塗料は値段も高く、手に入りにくく、あまり一般的ではありません。
耐久性や長持ちにこだわりたい方は、この三種類の塗料を使ってみてください。
まとめ
今回は、ラッカースプレーについてまとめました。
いかがでしたか?
簡単にまとめてみましょう。
- ラッカースプレーは速乾性、耐久性、発色に優れている。
- ラッカースプレーは強い溶剤を使用しているので重ね塗りができず、ゴムやプラスチックを溶かしてしまうことがある。
- ラッカースプレーで、ルーフボックスを塗装することが可能だが、もっといい塗料もある。
ルーフボックスを自分好みに塗装して、楽しいルーフボックスライフを送りましょう!