1人でルーフボックスを取り付けたいけど、どうしたらいいかわからない。
今回は、そんな方のために、一人でもルーフボックスを設置できる方法や手順を解説します。
ルーフボックスは設置時にアタッチメント(本体部)とベースキャリア(土台部)の二つがあるので、それぞれ紹介します。
目次
準備をしよう
ルーフボックスは荷物を積めるアタッチメントがあれば、すぐ設置できるというわけではありません。
車種やメーカー品のキャリアなどのパーツが追加で必要になったり、別のパーツが必要になることがあるからです。
例えば、安いからといって、ルーフボックスのパーツをそれぞれ別メーカーで使用すると、組み立てに支障が出たり、問題が発生することがあります。
そのため、車のルーフ対応車種とベースキャリアのメーカーをしっかりと確認します。
「ルーフボックスの設置が可能なタイプか?」
「キャリアの設置ができる車なのか?」
「購入後、ルーフボックス組み立てにパーツは全て足りているのか?」
などを最初に確認します。
ベースキャリアの装着
ベースキャリアは、ルーフボックスのアタッチメント部分を乗せるのに必要です。
基本的に3つの部品で構成されているから、設置するときは部品を組み立てて車に固定します。
フット(ステー)
バー
取り付けフック(ホルダー/取り付けkit)
ルーフボックスの重量に耐えるための土台部分がフットパーツです。
バーは車体正面から横にセットするパーツです。フットに固定して設置します。
最後に取り付けフックは、フットとバーのサイド側にある金具に設置して、車の端に引っ掛けるためのパーツです。
【ベースキャリアの大まかな装着手順】
1.バーにフットを通して固定
2.フックを取り付け
3.組み立てたベースキャリアを車に設置
以上が簡単な流れです。
取り付け時に、メジャーなど長さを計測できるものでサイズを測って取り付けます。
メーカーごとに適切な距離や間隔があるので、一つずつ丁寧にパーツを留める長さ調節をしていきましょう。
【注目】ルーフボックスより便利で安いルーフバックって知ってる?
毛布を養生のために被せる
1人でルーフボックスを取り付け作業すると、「車に傷ができたりしてしまった!」なんてことがあります。
ルーフボックスの部品は耐久度が高く、アタッチメント部分も内部破損がないように多重構造でできていることが多く、製品自体の強度は問題ありません。
ところが、見た目として、車の塗装がはげてしまうとカッコ悪いですね。
そこで、作業前に車に毛布などの緩衝材を被せて、傷がつかないようにするのがベストです。
ルーフボックスを後ろに立てかける
ルーフボックスはアタッチメント部分を設置しやすいように、車の後部に立てかけておきましょう。
装着
ベースキャリアの組み立てと設置が終わったら、いよいよアタッチメント部分の設置です。
引き上げる
ルーフボックスを持ち上げると、縦に長い製品はバランスを崩して落としたり、どこかにぶつけてしまうことが十分に考えられますね。
そこで車上から、車の後ろに置いたアタッチメントを引き上げるように持ち上げて、キャリアの上に乗せましょう。
左右、前後を調整
アタッチメントの位置をここで決めます。
左右のバランスが悪くならないようにします。
前後の部分も前過ぎず後ろ過ぎずで、車体のバランスが悪くならないように気をつけましょう。
固定金具を締める
最後に固定金具部分を回す(メーカーによってははさむ)などして車体とキャリアにしっかりと設置します。
ベースキャリア同様に、押すと揺れたり少し動くなどする場合は、もう一度設置し直すか、固定部分の確認が必要です。
まとめ
一人でルーフボックス(アタッチメントとベースキャリア)の設置方法が分かったと思います。一人で設置する際は、車に傷をつけないようにすることと説明書通りにベースキャリア、アタッチメントの設置と固定など手順を守って取り付けましょう。
一人では難しいルーフボックスもあるので、可能なら2人以上で取り付けてくださいね。