2000年の登場以来、アウトドアシーンで使えるSUVとして、人気の日産エクストレイル。現行の三代目モデルには、7人乗り仕様もラインナップされ、荷室の広さに定評があります。ですが、ルーフボックスを付ければ、もっと快適に楽しめるのでは?と考える人も多いはず。
そのような方にぜひおすすめしたい、エクストレイルにぴったりなルーフボックスを、車の特徴とあわせて解説していきます。
目次
エクストレイルってどんな車?
エクストレイルは、アウトドアユースで想定されるオフロードや、雪道での優れた走破性を実現した、高性能な電子制御4WD。スキーやサーフボードといった、濡れたものをそのまま積み込める、防水仕様の荷室など、スポーツやレジャーでの使い勝手を追求した車です。
その大胆なコンセプトがウケて、<信者>と呼ばれる熱心なファンが存在するエクストレイルは、まるで装甲車みたいな武骨なデザインが印象的でした。ところが、2013年にフルモデルチェンジされた3代目からは、スタイリッシュでグラマラスなボディへと変身。
信者たちからは賛否があった様子ですが、おかげで幅広い層からの支持を受け、エクストレイルは、月に4,000台を売り上げるヒット車となっています。
外装
現行型エクストレイルは、非常にボリューム感のあるスタイリングが、魅力のSUVです。かつて主流だったセダンやハッチバックに変わり、今や乗用車のスタンダードに近い存在となっているSUVは、各メーカーともに、ボディデザインの良さで売り上げを伸ばしています。
エクストレイルのボディは、筋肉質に盛り上がったフェンダーラインがとても美しく、SUVらしい武骨さとスタイリッシュさを両立。2017年のマイナーチェンジで、新しいフロントマスクが与えられ、さらに迫力と存在感を増しています。
内装
エクストレイルは、ボディだけでなくインテリアも大胆な変身を遂げ、従来のそっけないデザインから、上級サルーンみたいな大人の雰囲気へと進化。日産特有の、左右に翼を広げたようなインパネは、ゆったりとくつろげるのが好印象です。マイナーチェンジで、新デザインのインパネパッドと、ステアリングホイールが与えられ、上質さが高まっています。
操作性
エクストレイルの魅力は、走りの質感がより高まったことです。定評のある4WDシステムは、平坦なオフロードでは難なく走行可能で、雪道では安心感のある走りを実現。素晴らしいのは、オンロードでの乗り心地の良さで、しっとりとしたその感触は、欧州車の高級SUVにも負けていません。オプションで装備される自動運転技術、<プロパイロット>の便利さにも注目。
使えるのは高速道路限定ですが、アウトドアでさんざん遊んだ後の、運転の疲れを軽減してくれるのは間違いなし。ただし、首都高速のようにカーブが多い場合や、雨が降るなどで自動的に解除され、使えなくなるのは残念。BMWみたいに、ゲリラ豪雨に見舞われても、機能し続けるという万能さはありません。
【注目】ルーフボックスより便利で安いルーフバックって知ってる?
エクストレイルにおすすめのルーフボックス
エクストレイルにルーフボックスを設置する場合、メーカーオプションのルーフレールがついているかどうかで、取り付けるベースキャリアのタイプが異なります。ルーフレールがなくても、エクストレイルには、キャリア用の取り付けポイントが装備されているため、ルーフオンのキャリアが装着可能。
逆に、ルーフレールを付けると、純正の取り付けポイントが使用できなくなるので、どちらを選ぶか好みが別れます。
①INNO ウエッジ660
流麗なエクストレイルのボディにしっくりと溶け込むのは、やはりローダウンタイプのルーフボックスでしょう。INNO ウエッジ660は、ボックスの全高が28mmに抑えられ、車との一体感はバッチリ。使い勝手の良い左右開きで、300Lの積載容量も魅力です。
TERZO ORCA EA420B
テルッツォのORCAは、海の猛獣シャチをイメージした、武骨なデザインが魅力のルーフボックス。ややゴツゴツとした印象を持つカタチは、アドベンチャーライクなエクストレイルにハマります。積載容量はたっぷりな420L。高級感のある表面シボ加工も、所有欲が満たされます。
THULE Touring M
スーリーのラインナップでは、もっともリーズナブルなツーリングシリーズ。それでも、スーリーらしい、すっきりとした上品なデザインは変わらず、エクストレイルに良く似合います。ツーリングMは、積載容量400Lで、スキーを4~6セット、スノーボードを3~4枚収納可能。ファーストクリックマウントで、取り付けも簡単です。
まとめ
エクストレイルは、アウトドアカーライフで使える機能が満載の、魅力的なSUVです。ルーフボックスを付けたい人には、ルーフ―レールがなくても、純正ポイントを使って、キャリアを取り付けできるのがうれしいところ。美しいボディが素敵なエクストレイルに、バッチリ似合うルーフボックスで、車をもっと楽しみましょう。