スキー・スノーボード板を車に積む1番いい方法は?

スノースポーツとして人気が高いのが雪山で行えるスキーやスノボーです。シーズンになれば車などで持ち運ぶことになりますよね。そこで、スキー・スノーボード板を積むことを考えている方に、スキーキャリアやルーフボックスなどの運搬方法のメリットやデメリットをご紹介します。

①車内に積む

出典元:https://en.tignes.net/holidays/getting-around/car-parks

スキー板やスノーボード板を運ぶためにはある程度の空間スペースと運転時に安全な場所の確保が必要です。候補の一つ目は、置き場所としてよくある車内やトランクです。

メリット

車内にスキー板などを置く場合のメリットはなんでしょうか。

・荷物を整理しやすい
・破損を防ぐ

まず、車内に余裕があるのであれば、トランクに入りきらなくても荷物を圧迫せずにすむ点です。

また、目に届かないところで保管して、傷がついたり破損したりするのを防ぐといったメリットがあります。

デメリット

反対に車内に積むデメリットは以下です。

・雪で濡れたり汚れる
・カバーや布での処置が必要

雪の汚れや水滴が座席・床に付着する点です。布や専用のカバーで包むことである程度抑えることができます。しかし、わざわざ布を巻いたりカバーにしまうのは大変でもあります。

加えて、2m以上あるスキー板が車内(下部)に入りきらないことも。

上部にスキー板を置いたりすると、とっさの急ブレーキで車内を跳ねたりして運低を阻害する危険がある。

【注目】ルーフボックスより便利で安いルーフバックって知ってる?

②スキーキャリア

出典元:https://www.quora.com/What-is-the-best-way-to-face-skis-in-a-ski-rack-on-a-roof-of-a-car

車内に置けない場合や雪で濡れるのが気になる場合は、スキーキャリアを検討するのが良いでしょう。

スキーキャリアという製品は、ルーフラックやルーフレールのように、車の上面に設置する製品のことで、スキー板やスノーボード板専用の固定型設置器具です。製品によって積める板の数が決まっています。

では、スキーキャリアのメリットとデメリットを見てみましょう。

メリット

まずメリットは以下となります。

・部品が小さいので場所をとらない
・設置作業もルーフボックスの半分以下ですむから手間いらず
・購入費用がそれほどかからないキャリアが多い

スキーキャリアは製品自体が非常に小型で、固定するだけの役割なので保管に場所をとりません。

設置したままも可。また、スキーキャリアは1~2万程度と安いです。

デメリット

逆にスキーキャリアのデメリットを挙げましょう。

・キャリアがむき出しでスキー板などが外気に触れるので、汚れやすい(滑走性能に影響)
・固定されているだけで新品や高価な製品として盗まれる可能性がある

スキーキャリアは目にしたことがある人も多いでしょう。

外に板を固定しただけになるので、空気中や風にのってくる汚れが付着します。すると、スキーやスノーボードで求められる滑空性能が落ちてしまいます。

特に汚れのせいで空中での速度が落ちる(失速)ことがあります。

また、車の内部なら気軽に盗むことは出来ませんが、スキーキャリアのように外に設置しているだけだと盗まれてしまう可能性があります。

③ルーフボックス

出典元:https://www.tridenttowing.co.uk/car-travel-touring-c4/thule-water-winter-sport-accessories-c259/thule-internal-roof-box-ski-carrier-adapters-694600-p3379

車に荷物を積む場合、トランク、車内ときてやはりルーフボックスが人気です。

メリット

以下がルーフボックスのメリットです。

・スキー製品以外の荷物をアタッチメントに積むことができる
・内部が密閉性になっているので、外気に触れないため汚れにくい
・ボックスで固定されるので安定性が高まる

特に荷物がスキー板だけでないケースでは、有用性が高いなどの魅力があります。

外気の汚れの心配が少なく、車内を汚さない。加えて、ボックスアタッチメントなのでバランスも問題ありません。

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デメリット

一方のルーフボックスを使うデメリットを見てみましょう。

・大きいため保管や管理が面倒
・高いものとなると5万円以上するほど価格が高い
・車種(車両高)によっては立体駐車場の制限に引っかかる

ルーフボックスは保管に場所をとります。設置や取り外しの手間が利用ごとに生じるのもデメリット。

また、製品によりますが価格が高いものも多いです。

立体駐車場で制限に引っかかることもありますね。

まとめ

今回の記事では、スキー板・スノーボード板を積むのに最適な方法は何かを紹介しました。

車内、スキーキャリア、ルーフボックスにはそれぞれのメリットデメリットがありました。

どれを重視して選ぶかは仕様の仕方や荷物がどのくらいかを踏まえて検討しましょう。